フリーランスおすすめのファクタリング会社9選!1万円・少額でもOK

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フリーランス向けおすすめファクタリング比較表

フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2022」によると、コロナ禍で多くの取引や事業自粛が余儀なくされています。ただでさえ収入や入金スピードにばらつきがあるフリーランスにとっては苦しい局面が継続しています。

入金予定の請求書はあるが手持ち資金がない・融資は決まっているが実行されるまで資金が持たない…こういった状況に陥る可能性もあるかもしれません。

今回はそんなフリーランス向けにおすすめのファクタリングサービスを紹介しながら、選び方のポイントやメリット・利用時の注意点を解説していきます。

フリーランスおすすめファクタリング会社比較9選

PayToday – 手数料1%〜/最短30分で即日入金/AI審査のオンラインファクタリング

PayToday(ペイトゥデイ)最短30分で即日入金・手数料は1%〜から利用ができるオンライン完結型のファクタリングサービスです。

累計申し込み金額は100億円を突破しオンラインのため日本全国どこでも対応が可能です。また初期費用・月額費用も0円から利用ができフリーランス・個人事業主にはおすすめのファクタリングです。

手数料は金額によって異なりますが1%から利用が可能と業界最安水準の手数料・取引先への通知が不要で返済期日が守られている限り通知は行われません。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング1%〜9.5%30分10万円〜直近の確定申告書B一式
直近6か月分以上の入出金明細
請求書・本人確認書類

バイオン 完全オンライン完結のAIファクタリング/即日入金可能/最短60分

バイオンは即日審査・即日入金に対応しているAIファクタリングです。申込みから契約締結までが全てオンラインで完結するため、スピーディーに資金調達が可能です。

またフリーランスや個人事業主でも利用を受け付けており、資金繰りを改善したい小規模法人におすすめのAIファクタリングです。買取金額も上限がないため、大きな売掛債権の売却検討している方でも利用できます。

取引形態手数料最短入金買取可能額必要書類
2者間ファクタリング10%60分5万円〜上限なし本人確認書類/請求書
全銀行口座の入出金明細(3ヶ月分)
直近の決算書

フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際の7つのポイント

まずはフリーランスがファクタリング会社を選ぶ際の6つのポイントについて解説していきます。

  • 審査通過率の高いファクタリング会社を選ぶ
  • オンライン審査・契約に対応しているか
  • 少額の売掛債権でも買取対象か
  • 必要書類が少なくて済むか
  • 即日入金に対応しているか
  • 手数料は相場と大きくかけ離れていないか
  • ヤミ金業者など怪しい会社ではないか

(1)審査通過率の高いファクタリング会社を選ぶ

まず1つ目のポイントは審査通過率を公開しており、通過率が高いファクタリング会社を選ぶことです。ファクタリング審査では売掛先の信用度を重視しています。

しかしフリーランスの場合は法人企業と比較して売掛先の規模が小さいことも多く、売掛金の未回収リスクが高い傾向あります。そのため審査通過率が高いファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。

ファクタリング会社では独自の審査基準を設けており、A社の審査には落ちたがB社の審査には通過できたというケースもああります。他社で一度審査落ちとなっていても、審査通過率の高いファクタリング会社を利用すれば審査通過の可能性もあります。

審査通過率が高いファクタリング会社は次の通りです。

ファクタリングの審査基準や落ちる理由ファクタリング審査に通らない理由と通過率を高めるコツについては、それぞれの記事で解説しています。

売掛先が大手企業や官公庁・地方公共団体だと審査通過率は高くなる

ファクタリング審査で重視されるのは利用者ではなく、売掛先の信用力です。ファクタリングというサービスは、売掛金が回収できてはじめて成立するビジネスモデルです。

そのため売掛先が赤字経営・財務状況が悪いといった場合に、売掛金が回収できなければファクタリング会社としては、大きな損失を被ることになります。

フリーランスの場合は信用力が低い中小零細企業と取引を行なっていることが多いため、ファクタリング審査に通過しづらいことがあります。しかし売掛先が大手企業や上場企業・官公庁や地方公共団体などの場合は、倒産するリスクが非常に低く、未回収となる可能性は限りなくゼロに近いです。

そのため大手企業や官公庁などの売掛債権がある場合は、そちらを優先的に売却するようにしましょう。

(2)オンライン審査・契約に対応しているか

また完全オンラインファクタリングであれば、審査申し込みから契約締結までが全てWeb上で完結するため、余計な手間がかからないです。

店舗型のファクタリングの場合はオフィスに来訪して面談を行い、契約書類などは郵送をする必要がありました。しかしオンラインファクタリングであれば全て非対面でWeb上で完結するため、郵送や面談は不要となり時間を短縮できます。

面談なし・不要のファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。

フリーランスの場合は売上や事業規模も大きくない場合もあり、わざわざ店舗に来訪したり、書類を郵送する費用や時間がもったいないです。

そのためフリーランスが利用する場合は、オンライン完結型のファクタリング会社を利用しましょう。また最近ではAIファクタリングも登場しており、審査スピードも早く最短10〜60分で即日入金といった会社もあります。

AIファクタリングもオンラインで完結するため、フリーランスの方にはおすすめです。

(3)少額の売掛債権でも買取対象か

また少額の売掛債権に対応しているかも重要なポイントです。ファクタリング会社では買取の下限・上限を設けている場合もあります。

フリーランスの場合は事業規模も大きくない場合もあり、売掛金の金額は数万円〜数十万円といったことも多いでしょう。そのためフリーランスがファクタリング会社を選ぶ際は、買取金額の下限設定がない・もしくは1万円からなど少額債権の買取を行なっている会社を選びましょう。

例えばペイトナーファクタリングlabol(ラボル)では1万円から買取可能で、QuQuMo(ククモ)ビートレーディングでは買取対象の下限を設けていないため、フリーランスの方にはおすすめです。

(4)必要書類が少なくて済むか

また必要書類が少ないかもファクタリング会社選びでは重要です。上述のようとおりフリーランスの方が売却する売掛債権の金額は少額になるため、手間や費用をかけないのがおすすめです。ファクタリングでは審査は必ず実施され、一般的には下記のような書類が必要となります。

  • 身分証明書
  • 取引先との通帳(コピー可)
  • 試算表
  • 売掛先企業との基本契約書
  • 売掛債権の存在を証明できる成因資料
  • 印鑑証明書

また個人事業主やフリーランスの場合は上記に加えて、下記3点の必要書類の提出を求められるケースもあります。

  • 確定申告書
  • 税金や社会保険料の納付書・領収書
  • 開業届

しかし業者の中には必要書類が少ないファクタリング会社も存在します。例えばQuQuMo(ククモ)請求書と通帳のみペイトナーファクタリングlabol(ラボル)請求書・本人確認証・取引先とのやり取りがわかるエビデンス(メールやSlackなど)の3点だけです。

ファクタリング会社は独自の審査基準で審査を行なっているため、必要となる書類も業者によって異なります。そのためフリーランスの方は、出来るだけ必要書類が少ないファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。

個人事業主やフリーランス向けの審査が緩い・必要書類が少ないおすすめファクタリング会社はこちらの記事で紹介しています。

(5)即日入金に対応しているか

ファクタリング利用のメリットは銀行融資とは異なり、即日入金などスピーディーに資金調達・現金化ができる点です。銀行融資の場合は最短でも数週間から数ヶ月の時間がかかり、決算書や事業計画書など必要書類を揃えるのに時間がかかります。

しかし最近登場しているAIファクタリングでは、ビジネスローンよりも早い場合もあります。AIファクタリングの場合は最短で10〜60分で即日入金といった会社もあり、急ぎで現金や事業資金が必要な場合におすすめです。

上記の比較表で紹介したようにペイトナーファクタリングは最短10分・PayTodayは最短30分・labol(ラボル)は最短60分と非常に早いです。

(6)手数料は相場と大きくかけ離れていないか

ファクタリングの手数料は一律に法律で定められているわけではないので、ファクタリング会社独自の審査基準によって決定します。しかし相場はあり下記が一般的な手数料と言われています。

  • 3社間ファクタリングの手数料:1〜9%
  • 2社間ファクタリングの手数料:4〜18%

手数料を決定する要因は売掛先や売掛債権の信用度であり、フリーランス個人に対して審査をするものではありません。しかし手数料は下限〜%・上限〜%のようになっており、審査通過後にしか実際の手数料はわかりません。

そのため手数料を公開しているファクタリング会社を選ぶのが良いでしょう。ただし次の章で解説しますが、審査なしを謳っている危険なファクタリングは、相場から逸脱した手数料設定になっていることもあります。

審査なしを謳っている・相場よりも明らかに高い場合は利用を避けるようにしましょう。

ファクタリング会社の手数料相場・費用の内訳についてはこちらの記事で解説しています。

(7)ヤミ金業者など怪しい会社ではないか

またヤミ金業者には注意してファクタリング会社を選ぶようにしましょう。国も中小企業の資金調達の手法として債権の流動化を積極的に推奨しています。経済産業省中小企業庁の公式サイトにある、「売掛債権の利用促進について」の部分では、売掛債権の利用促進について呼びかけています。

しかしファクタリング利用者が増えるにつれて、ヤミ金業者も登場しているのも事実です。下記のようなファクタリングを装ったヤミ金業者には注意しましょう。

  • 審査なしを謳っている
  • 償還請求権ありの契約を締結しようとしてくる
  • 手数料相場よりも明らかに高い
  • 手付金や保証人・担保を要求してくる

急ぎで資金調達をしたい気持ちは分かりますが、審査なしを謳っているファクタリング会社は要注意です。上記のように償還請求権ありで契約締結をさせて、買い戻しができるようにしたりしてきます。

一般的なファクタリング会社の場合は、償還請求権のないファクタリング契約を結ぶのが普通です。償還請求権とは債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求できる権利のことです。そのため通常のファクタリング会社では売掛先が仮に倒産しても、利用者が責任を負うことはありません。

しかし知らない間に償還請求権ありの契約を締結してしまい、売掛金が回収できなかった場合に、買戻しを請求される可能性があります。契約内容に債権の買戻しが含まれている場合は、融資に該当し貸金業登録を行ってない場合は違法行為です。

またファクタリングは融資契約とは異なり債権の売買契約であるため、保証人や担保は必要としません。そのため上記に該当する場合は、利用を避けるようにしましょう。

審査なしを謳っている会社はほとんどが、ヤミ金業者である可能性が高いです。こうしたファクタリング会社については、審査なしファクタリングはリスク大!審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性の記事で解説しています。

フリーランスがファクタリングを利用する5つのメリット

次はフリーランスの方がファクタリングを活用する5つのメリットについて解説していきます。

  • 最短即日入金でスピーディーに資金調達ができる
  • 社会的な信用度が低いフリーランスでも資金調達が可能
  • 借入・借金をする必要がない
  • 担保や保証人が不要
  • 売掛先が倒産しても返済する必要がない

(1)最短即日入金でスピーディーに資金調達ができる

解説してきたようにファクタリングは最短で10〜60分など即日入金で資金調達が可能です。一般的に融資を受ける場合は審査に数週間から数ヶ月かかることもあり、着金までにかなりの時間を必要とします。

しかしAIファクタリングやオンラインファクタリングであればフリーランスの方でも、即日入金でスピーディーに現金化・資金調達をすることができます。

急ぎで支払いをする必要がある・急遽運転資金が必要といった場合に、おすすめの資金調達方法です。

(2)社会的な信用度が低いフリーランスでも資金調達が可能

また一般的には法人より社会的な信用度が低いとされるため、融資審査では開業したてであったり、フリーランスの場合は審査に落ちることもあります。

しかしフリーランスでもファクタリングは利用できます。ファクタリング審査で重視されえるのは売掛先の信用力です。そのため利用者の信用度はあまり重視されません。

そのためファクタリングは利用者が赤字経営・税金滞納をしている・債務超過の場合であっても、審査に通ることは十分にあります。赤字経営でファクタリング審査に通過した事例はこちらで紹介しています。

(3)借入・借金をする必要がない

またファクタリングは売掛債権の売買契約であるため、借入や借金には該当しないのもメリットです。フリーランスの資金調達方法として一般的なのは、銀行融資やビジネスローンなどの借入です。

借入自体を否定するわけではないですが、借入への依存度が高くなると倒産してしまうリスクもあります。また借入の場合は融資契約となるため、利息の支払いも必要となります。

ファクタリングは上述のように借金ではなく、売掛債権の売買なのでこうした心配をする必要なく、資金調達が可能です。

(4)担保や保証人が不要

加えて融資契約ではないため担保や保証人が不要というのもメリットです。融資契約の場合は不動産を担保にしたり、連帯保証人が必要になることが一般的です。

しかしファクタリングの場合は融資契約ではないので、担保や保証人は不要で利用することができます。

(5)売掛先が倒産しても返済する必要がない

また仮に売掛先が倒産したとしても、利用者は返済する必要がないのもメリットです。先ほど触れたようにファクタリング契約では、償還請求権なしが一般的です。

償還請求権とは債務の責任範囲を限定せず、金銭債権などを全額請求できる権利のことです。そのため通常のファクタリング会社では売掛先が仮に倒産しても、利用者が責任を負うことはありません。

フリーランスがファクタリング利用をする際の注意点

フリーランスがファクタリング利用をする注意点は下記の3点です。

  • 利用しすぎるとキャッシュフローが悪化する
  • 売掛債権の金額内でしか資金調達はできない
  • 売掛先に知られてしまう場合がある
  • 悪徳なヤミ金業者も多い

(1)利用しすぎるとキャッシュフローが悪化する

ファクタリング利用時には必ず手数料が発生するため、利用頻度が高すぎるとかえってキャッシュフローの悪化をまねく可能性があるのがデメリットです。

ファクタリングで売掛金を買い取ってもらうと、売掛債権金額から手数料を差し引いた金額が入金されます。本来の入金予定日まで待っていれば手数料分は差し引かれないため、ファクタリング利用によって売上が目減りすることになります。

早期に現金化・資金調達がどうしても必要なケースも出てくるかもしれませんが、ファクタリングは計画的に利用するようにしましょう。

(2)売掛債権の金額内でしか資金調達はできない

ファクタリングは売掛債権(請求書)を売却することで資金調達を行う方法です。そのため請求書の金額を超える金額の、資金調達はできません。

フリーランスの場合は小規模取引を実施していることも多いでしょう。そのため大きな金額の売掛債権があることは少なく、数十万円程度の少額債権であることが考えれます。

事業をグロースするための大規模な資金調達としては利用できない可能性が高いので、フリーランスがファクタリング利用する場合の用途は限定されてきます。必要な機会に応じてファクタリングは利用するようにしましょう。

(3)売掛先に知られてしまう場合がある

ファクタリングには大きく分けて2社間ファクタリング3社間ファクタリングの2つの種類があります。2社間ファクタリングの場合は利用者とファクタリング会社で契約を行うため、売掛先にファクタリング利用を知られることはありません。

しかし3社間ファクタリングは売掛先に債権譲渡通知・承諾を行うため、取引先に知られてしまうことになります。取引先にファクタリング利用が知られると、経営状態が悪いのではないか?取引を停止した方が良いのではないか?といった風評被害も考えられます。

ファクタリング利用について知られたくない場合は、2社間ファクタリングを利用するようにしましょう。

2社間と3社間ファクタリングの違いについてはこちらの記事で解説しています。

(4)悪徳なヤミ金業者も多い

また先ほど触れたようにファクタリング利用者が増えるにつれて、悪徳なヤミ金業者が増えているのも事実です。融資やカードローンと比較すると、後発に登場したサービスであるため、法規制もまだまだ発展途上にあります。

融資ならば日本政策金融公庫、カードローンであればメガバンクのように信用できる大手企業や公的機関が運営しているサービスが多いです。

そのためフリーランスの方がファクタリング利用をする場合は、ネット上の口コミや評判・ファクタリング利用者の実績などを参考にして選ぶようにしましょう。

繰り返しになりますが、審査なしを謳っているファクタリング会社はヤミ金業者である可能性が高いため、利用者避けるようにしましょう。

詳細については審査なしファクタリングはリスク大!審査なしのファクタリングは可能?審査の重要性の記事で解説しています。

悪徳なヤミ金業者を見極める方法6つのポイント

次は優良ファクタリング会社とを利用できるように、悪徳なヤミ金業者を避けるための見極め方を紹介します。ポイントは下記の6つです。

  • 審査なしを謳っている
  • 手数料が20%以上である
  • 手数料以外の手付金などを上乗せしてくる
  • 請求書や契約書の控えを渡してくれない
  • HPに住所や代表者名・電話番号が記載されていない
  • 保証人や担保を要求してくる

安全にファクタリング会社を利用したい場合は、安心の上場企業が運営している大手ファクタリング会社がおすすめです。

(1)審査なしを謳っている

繰り返しになりますが審査なしを謳っている業者は要注意です。健全なファクタリング会社であれば、売掛先の信用度や支払い能力・売掛債権が実在するかを確認し架空請求を避けるため必ず審査が行われます。

ファクタリング会社が1番恐れているのは売掛金が回収できず、貸し倒れとなることです。そのため未回収リスクを抑えるために審査が行われます。仮に売掛先が倒産した場合でも、ファクタリング会社が責任を負うのがファクタリング契約です。

ファクタリング会社の審査詳細については、ファクタリングの審査基準や落ちる理由・通過率を上げるコツファクタリング審査に通らない理由は?の記事で解説しています。

しかし審査なしでファクタリング利用ができるということは、本来ファクタリング会社が懸念すべき売掛金の未回収リスクを織り込んだ状態で契約を行います。そのため手数料が相場より明らかに高い・償還請求権ありで契約締結するといったことを行います。

償還請求権ありの契約を締結してしまうと売掛金が回収できなかった場合に、買戻しを請求ができるようになります。契約内容に債権の買戻しが含まれている場合は、融資に該当するため貸金業登録が必要となります。

しかし一般的な業者では貸金業登録を行なっていないため、こうした買い戻し契約は違法行為になります。ファクタリング契約とはあくまでも売掛債権の売買契約のため、融資契約ではありません。

審査なしの悪徳なヤミ金業者を利用してしまうと、家族や勤務先に必要以上の取り立てが行われたり、売掛先が仮に倒産したりした場合に金額を返済するといったことになります。

そのため一度審査に落ちたことがありスピーディーに資金調達をしたい気持ちはわかりますが、審査なしを謳っている業者の利用は避けるようにしましょう。ヤミ金業者については金融庁からも注意喚起が出されています。

(2)手数料が20%以上である

またファクタリング手数料が20%を超える場合は注意が必要です。一般的なファクタリング手数料の相場は下記のとおりです。ファクタリングの手数料相場の詳細はこちらの記事で紹介しています。

  • 3社間ファクタリングの手数料:1〜9%
  • 2社間ファクタリングの手数料:5〜20%

融資の利息は金額によって変動するものの利息制限法により最大20%と定められています。ファクタリングは売掛債権の売買契約であり融資契約ではないため利息制限法の適用範囲ではないですが、契約内容によっては上述のようにファクタリングを装った融資契約もあります。

この場合に20%を超える手数料を設定している場合は、利息制限法に違反している可能性があります。いずれにせよ手数料相場よりも明らかに高い場合は、違法業者ではないかを疑いましょう。

(3)手数料以外の手付金などを上乗せしてくる

ファクタリングで発生する費用の内訳としては基本的に下記のようになります。

  • 買取手数料
  • 債権譲渡登記費用(司法書士依頼で5〜15万円)
  • 印紙代(書面の場合のみ)
  • 交通費・出張費用(対面の場合のみ)
  • 振込手数料(2社間ファクタリング時のみ)

しかし中には手付金や不透明な内容の金額が上乗せされているケースもあります。ファクタリング契約をする際に上記以外の費用が入っている場合は、何の費用なのかを必ず確認するようにしましょう。

(4)請求書や契約書の控えを渡してくれない

また請求書や契約書の控えを渡してくれないファクタリング会社も注意が必要です。請求書はファクタリング費用が記載されており、契約書も締結後には基本的に控えが渡されます。

契約書を渡さないということは意図的に不要な費用などを上乗せし、費用の内訳がわからないように隠そうしている可能性があります。健全な会社であれば控えは渡されることが一般的なため、契約書や請求書の控えをもらうようにしましょう。

(5)HPに住所や代表者名・電話番号が記載されていない

これは先ほどふれた内容と少し重なりますが、公式HPを確認した際に会社住所や代表者名・電話番号の記載がない場合は注意しましょう。

近年ではほとんどのファクタリング会社がホームページを持ち、Web上からの問い合わせを受け付けています。HPには企業情報を掲載するのが一般的なため、あえて隠しているということは怪しいと疑った方が良いでしょう。

また場合によっては掲載内容の虚偽がある場合もあります。金融庁の登録貸金業者情報検索サービスを利用すれば、虚偽情報かどうかは簡単に判断がつくため、怪しい会社はチェックするようにしましょう。

(6)保証人や担保を要求してくる

また先ほども触れましたがファクタリング契約は売掛債権の売買契約であり、融資契約ではないため担保や保証人は不要です。担保や保証人を要求してくる場合は、実質的には融資契約であると判断されるケースが多いです。

担保や保証人を要求してくる場合は、契約内容などを一度確認しましょう。償還請求権あり・買い戻しが可能な場合は、ファクタリングではなく融資に該当します。

貸金業登録を行っていない会社が融資契約を締結するのは違法行為のため、利用は避けるようにしましょう。こうした会社は悪徳なヤミ金業者である可能性が極めて高いです。

参考:フリーランス1年目必見!必要準備や手続き・収入目安・課題まとめ|ITプロマガジン

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