カードローンの利用を検討している方は、会社に在籍確認の連絡・電話がくるのを避けたいという人がほとんどでしょう。
結論からお伝えすると大手消費者金融系のカードローンは原則として、在籍確認はなしで借入ができます。
ただし在籍確認・電話連絡ありのカードローンもあるため、今回は違いや特徴について解説していきます。
在籍確認なし審査が甘いカードローン6選!金利や郵送物を比較
サービス名 | 金利 | 借入額 | 電話在籍確認 | 収入証明書 | 郵送物 | 土日祝日 | 審査対応時間 |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 1~800万円 | 原則電話連絡なし | ー | なし | ◯ | 9:00~21:00 |
プロミス | 4.5~18.0% | 1~500万円 | なし | 50万円未満不要 | なし | ◯ | 9:00~21:00 |
アイフル | 3.0~18.0% | 1~800万円 | 原則なし | 50万円未満不要 ※1 | 原則なし | ◯ | 9:00~21:00 |
アコム | 3.0~18.0% | 1~800万円 | なし | 50万円未満不要 | なし | ◯ | 9:00~21:00 |
PayPay銀行 カードローン | 1.59~18.0% | 10~1,000万円 | あり | 50万円未満不要 | なし | ◯ | 9:00~17:00 |
きらぼし銀行 カードローン | 2.0~14.95% | 10~1,000万円 | なし | 50万円未満不要 | あり | ✕ | 9:00~15:00 |
京都銀行 カードローン | 1.9~14.5% | 10~1,000万円 | 一部あり 個人特定なし | 50万円未満不要 | なし | ✕ | 9:00~15:00 |
SMBCモビット 10秒で簡易審査/最短15分で借入可能/金利3.0%〜/最大800万円まで借入

SMBCモビットは10秒で簡易審査結果がわかり、申込みから最短15分で融資が完了・最短3分で入金となるスピーディーなカードローンです。※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
1万円からの少額借入も可能なことに加えて、800万円まで対応しているため、まとまったお金が必要な方にもおすすめです。Web完結が可能なため来店不要で書類審査・電話・郵送物も不要なので、簡単に利用することができます。
また全国の提携ATMが2022年4月時点で12万台以上あるため、24時間いつでも借入・返済ができるのもメリットです。
金利 | 3.0〜18.0% |
審査時間 | 10秒簡易審査 |
借入金額 | 1万円〜800万円 |
無利息期間 | なし |
対象者 | 20~74歳 |
公式サイト | https://www.mobit.ne.jp/ |
プロミス 最短3分で借入!30日間利息0円/土日祝日も即日借入/Web完結なら郵送物不要

プロミスのカードローンは最短3分で融資が可能と非常にスピードが早く、Web完結の場合は必要書類の郵送も不要なのが特徴です。
一般的なカードローンでは審査〜融資実行まで2〜3日はかかる場合もありますが、即日で借りれるのは大きなメリットです。
また土日で借入審査が降りるケースもあり、1万円から借りれるので少額のお金が必要といった方にもおすすめです。
金利 | 4.5〜17.8% |
審査時間 | 最短3分 |
借入金額 | 1万円〜500万円 |
無利息期間 | 30日間 |
対象者 | 18~74歳 |
公式サイト | https://cyber.promise.co.jp/ |
アコム 最短20分・最大800万円まで借入可能/最大30日間金利0円/金利3%〜

アコムは最短20分で借入ができ1万円〜800万円まで利用が可能なので、少額の費用が必要な方からまとまった資金が必要な方まで幅広く対応しています。
契約の翌日から金利は最大30日間は0円なことに加えて、カードレスなので自宅にカードが郵送されてくることもありません。
最低金利も3%〜と低水準で急ぎでお金が必要がといった方におすすめのカードローンです。
金利 | 3.0〜18.0% |
審査時間 | 最短20分 |
借入金額 | 1万円〜800万円 |
無利息期間 | 30日 |
対象者 | 20歳〜 |
公式サイト | https://www.acom.co.jp/ |
アイフル 最短18分で借入/24時間365日振込/最大30日間利息0円/1万円から借りれる

アイフルカードローンは1万円から800万円までの借入が可能で、最短18分※で融資ができるため急ぎでお金が必要といった方におすすめです。
初めての方なら最大30日間利息0円でスマホがあればWeb完結で申込みができるため、郵送物なども原則不要で利用ができます。
Webページから年収・年齢・他社の借入状況を入力するだけで、融資が可能かすぐに分かるためまずは申込みをしてみましょう。
金利 | 3.0〜18.0% |
審査時間 | 最短18分 ※ |
借入金額 | 1万円〜800万円 |
無利息期間 | 最大30日 |
対象者 | 20~69歳 |
公式サイト | https://www.aiful.co.jp/ |
PayPay銀行 金利1.59%〜/30日間利息0円!24時間申込OK/10万〜1,000万円まで借入可能

PayPay銀行カードローンは10万円〜1,000万円まで借入ができ、30日間は利息0円で利用できるカードローンです。Web上で申込みができるため、24時間いつでも申請ができます。
仮審査は本人確認書のアップロードだけでOKなため、スピードも非常に早く最短60分で審査結果通知がメールで届きます。
またカードローン対応のATMなら全国どこでも借入申込ができ、手数料も0円なので旅行先・外出先からでも簡単に審査申し込みが可能です。
金利 | 1.59%〜18% |
審査時間 | 仮審査:最短60分 本審査:翌営業日 |
借入金額 | 10万円〜1,000万円 |
無利息期間 | 30日間 |
対象者 | 20〜70歳 |
公式サイト | https://login.paypay-bank.co.jp/ |
きらぼし銀行カードローン 金利2%~/10万円から借入/月々の返済額は2,000円~

きらぼし銀行カードローンは融資・借入金額が10万円~1,000万円と幅が広くさまざまな場面で利用できます。月々の返済が金額も2,000円からのため、負担を減らして借入ができます。
担保や保証人も原則は不要で借りることでき、基本的にはweb上で完結するため来店の必要もなく、スピーディーに融資を受けられます。
ただしエリアとしては一都三県に勤務地がある方に限られるため、地方の方は別のカードローンを検討しましょう。
金利 | 2.0〜14.95% |
審査時間 | 最短即日 |
借入金額 | 10万円〜1,000万円 |
無利息期間 | なし |
対象者 | 20〜64歳 |
公式サイト | https://www.kiraboshibank.co.jp/lp/card-loan/ |
京都銀行 金利1.9%~/10万~1,000万円までOK/5秒で借入診断/借入はATM&アプリで可能

京都銀行カードローンは金利が1.9%と安く、借入金額も10万円から最大で1,000万円まで対応しています。審査スピードも非常に早く最短即日で審査結果が通知されます。
京都銀行のアプリが用意されているためアプリから簡単に借入ができ、アプリがなくても提携ATMから全国どこでも利用できます。
また京都銀行の口座をもっていなくても、口座開設と同時に借入金額が入金されるため、京都に住んでいる方以外でもすぐに借入ができます。(京都、大阪、滋賀、兵庫、奈良、愛知にお住まい・お勤めの方限定)
金利 | 1.9〜14.5% |
審査時間 | 最短即日 |
借入金額 | 10万円〜1,000万円 |
無利息期間 | なし |
対象者 | 20〜70歳 |
公式サイト | https://www.kyotobank.co.jp/kojin/loan/card/ |
在籍確認なしの審査が甘いカードローンの特徴
カードローンの申し込みで不安な点の一つが「在籍確認」です。在籍確認とは金融機関が申込者の勤務先に電話をかけ、実際に勤務しているかどうかを確かめることです。
ただし、在籍確認なしで借入できるカードローンもあり、こうしたカードローンには一定の特徴や共通点があります。
勤務先に知られたくない方や、電話連絡を避けたい方には、このようなカードローンが非常に役立ちます。ここでは具体的な特徴について詳しく解説します。
大手消費者金融系は原則在籍確認がなし
大手消費者金融(プロミス、アイフル、アコム、レイクなど)は近年、原則として電話による在籍確認を行わない方針を取っています。
その代替として、勤務状況を確認できる給与明細や社会保険証などの書類提出を求めることが多いです。
大手はシステムや審査ノウハウが整備されているため、勤務先への電話確認をしなくても、利用者の返済能力を正確に評価できる仕組みを確立しています。
そのため、勤務先への連絡を完全に避けたい方には、大手消費者金融系カードローンが最も適しています。
ただし例外的に不安要素がある場合は、電話確認が行われることもあるため、必ず条件を事前確認しましょう。
web完結のため郵送物もなし
在籍確認なしのカードローンは、基本的に申し込みから融資までの全プロセスがwebで完結します。
郵送物が自宅や勤務先に届くことはなく、オンライン上で申し込み、審査、契約、融資を完了できます。
そのため、家族や同居人、職場にカードローンの利用を知られることはありません。
特に郵送物が届くことが心配な方や、完全に内密にカードローンを利用したい方にとっては、このweb完結型の仕組みが非常に便利です。
またweb完結型は手続きもスピーディなため、即日融資にも対応できるメリットがあります。インターネット環境が整っている方に特に適した方法です。
借入金利の上限が18%など高めの設定
在籍確認なしで審査が比較的甘いカードローンは、一般的に借入金利が年18%程度と高めに設定される傾向があります。
これは金融機関が審査基準を緩めてリスクを取る分、そのリスクを金利に反映しているためです。
少額で短期間の利用であれば金利の影響は限定的ですが、返済期間が長期にわたったり、借入額が大きくなったりすると利息負担が膨らむため、計画的な利用が重要です。
返済期間を短く設定し、早期に完済することで利息を抑え、負担を軽減する工夫が必要になります。借入時は金利の高さを理解した上で、慎重な資金計画を立てましょう。
1万円からなど少額融資・借入に対応
在籍確認なしのカードローンは1万円程度の少額融資にも柔軟に対応していることが特徴です。
特に初回利用者の場合、審査の負担が少ない少額融資の申し込みが推奨されています。
少額の融資は金融機関にとってもリスクが低いため、在籍確認を行わずに融資承認されやすくなります。
まず少額から利用を開始し、返済実績を積んでいくことで、信用度が上がり、次回以降の増額申請や追加借入がスムーズに進む可能性があります。
大きな資金が必要な場合でも、最初は少額から始めて段階的に限度額を増やすという戦略を取ることが賢明でしょう。
収入証明書や勤務先がわかる書類の提出がある
在籍確認なしのカードローンは電話での勤務先確認がない代わりに、収入証明書や勤務先がわかる書類(給与明細書、源泉徴収票、社会保険証など)の提出が必要になります。
これらの書類を通じて、勤務状況や返済能力を判断します。
特に安定した収入があることを明確に示せる給与明細書や社会保険証がある場合、在籍確認を省略しやすくなります。
また勤務先情報を証明する書類を提出することは、金融機関にとっても貸し倒れリスクを減らすための重要な判断材料となります。
書類をあらかじめ用意しておくことで、在籍確認なしの融資をスムーズに受けることができます。
在籍確認なしカードローンの審査に通過しやすい人の特徴
カードローンの審査において、在籍確認が省略されるのは、金融機関が申込者に対して「返済能力に問題なし」と判断した場合です。
特に在籍確認なしで審査に通りやすい人にはいくつかの共通した特徴があります。
例えば収入が安定している、勤務先が社会的に信頼できるといった条件が揃っている場合、勤務先への電話確認を行わなくても、スムーズに審査を通過できる可能性が高まります。
ここでは、その具体的な特徴を詳しく解説します。
1~50万円など少額融資・借入の申込
カードローンにおいて審査通過の難易度は、融資を希望する金額の大きさに比例します。
特に1万円から50万円程度までの少額融資の場合、金融機関が抱えるリスクが少なく、審査基準が比較的緩くなる傾向があります。
そのため、在籍確認なしでも審査に通過しやすくなります。少額融資の利用は、利用者にとっても無理なく返済できる範囲での借入であり、計画的な利用と早期返済が可能になります。
初めてカードローンを利用する方や、勤務先への電話確認を避けたい方は、まず少額融資で申し込み、利用実績を積み上げて信用を築いていくことをおすすめします。
審査申込時点で他社で借入がない
カードローン審査において、他社からの借入状況は非常に重要な評価基準となります。
申し込み時点で他社借入が一切ない、または極めて少額である場合は、返済能力に十分な余裕があると判断され、在籍確認を省略しても融資が承認されやすくなります。
反対に他社借入があると、返済能力が厳しく審査されるため、在籍確認や収入証明などの追加確認が必要になる場合が多くなります。
複数社の借入がある場合は、借入を整理したり返済を進めたりしてから新規の申し込みを行う方が、審査通過の可能性を高めることにつながります。
勤続年数が長く収入が安定している
カードローンの審査で重要視されるのが収入の安定性と勤続年数です。
勤続年数が長いほど、継続的に収入が確保されている証明になり、安定した返済能力があると金融機関が判断します。
勤続年数が長い方や、毎月一定の収入が確実にある方は、在籍確認なしでも審査が承認されやすくなります。
特に勤続年数が3年以上であれば、金融機関側も返済能力を信用しやすくなります。
逆に勤続年数が短い場合は収入の安定性を判断する材料が少なくなるため、在籍確認や追加の書類提出を求められることがあります。
収入の安定性を証明できる給与明細や源泉徴収票を提出することでも、在籍確認なしの審査通過がしやすくなります。
公務員や大手・上場企業に勤めている
カードローンの審査では、勤務先の社会的信用も評価の大きなポイントとなります。
公務員や大手企業、上場企業の正社員など、社会的に安定性が高いとされる勤務先に勤めている方は、収入や雇用が安定していると金融機関から判断されやすくなります。
そのため電話による勤務先確認を行わなくても、在籍確認なしで審査が通りやすい傾向があります。
特に公務員の場合は雇用の安定性が高く評価され、在籍確認なしで融資を受けるケースが多くなっています。
また大手企業や上場企業は給与水準や雇用条件も良好であるため、金融機関が返済能力を高く評価し、安心して融資できると判断します。
在籍確認なしで即日融資・借入する方法
カードローンを申し込む際、職場に電話での在籍確認が行われることを避けたい方は多くいます。
在籍確認がないことで職場や周囲に知られることなく安心して即日融資を受けることが可能です。
しかし在籍確認を省略して即日融資を受けるには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
在籍確認なしで即日融資を実現する具体的な方法を理解し、スムーズな資金調達を目指しましょう。以下では具体的な方法を詳しく解説します。
原則「在籍確認なし」と記載のあるカードローンに申込む
即日融資を希望する際、最も確実なのは「在籍確認なし」と明確に記載しているカードローンを選ぶことです。
大手消費者金融のプロミスやアコム、アイフルなどは、近年Web完結申込みを前提として在籍確認を電話連絡ではなく書類提出で代替するケースが増えています。
このようなカードローンは、申し込み時点で在籍確認の省略が明示されているため、安心して申し込むことができます。
ただし借入希望額が大きかったり、収入に不安があったりする場合は例外的に電話連絡がある可能性もあります。
申込前にしっかりと申込み条件や必要書類を確認しておくことで、確実に在籍確認なしで即日融資を受けられる確率を高めることができます。
在籍確認なしになる書類を提出し、電話連絡を避ける
在籍確認を避けて即日融資を受けるには、勤務先情報を証明する書類を事前に準備し、申し込みと同時に提出することが重要です。
勤務状況や収入を証明できる書類(給与明細書、源泉徴収票、社会保険証など)を提出すれば、カードローン会社側が勤務状況を客観的に把握できるため、電話での確認を省略できるケースが多くなります。
特に給与明細書や社会保険証は、勤務先が記載されているため信頼性が高く、金融機関側も安心して電話連絡なしで融資を進めることができます。
あらかじめ書類を用意しておくことで、即日審査にも対応しやすく、スピーディな融資が可能となります。必ず事前にカードローン会社の指定書類を確認し、準備を整えましょう。
電話がある場合はクレカ審査に申し込んだなど理由を考えておく
原則として在籍確認なしのカードローンでも、審査過程で例外的に電話確認が必要になるケースがあります。
そのような場合を想定し、あらかじめ職場に対して自然な理由を考えておくと安心です。
たとえば、「クレジットカードを申し込んだため勤務確認が入る可能性がある」「自動車ローンの申込みをしたため確認電話があるかもしれない」など、職場に電話が入った際の説明を準備しておきます。
このような理由であれば職場にも違和感なく説明でき、カードローンの利用を疑われる可能性も低くなります。
電話連絡があった場合でも金融機関は個人名でかけることが多いため、職場の人がローン申し込みを推測する可能性は低くなっています。
事前にこうした対応策を講じておくことで、万が一電話があった場合でも心理的に余裕を持って対応できるでしょう。
在籍確認なしカードローンの注意点・デメリット|パートやアルバイトはどうなる?
カードローンの申し込みで、勤務先への在籍確認(電話連絡)を避けたい方は少なくありません。
しかし、在籍確認がないカードローンにも一定のデメリットや注意点があります。
特に、パートやアルバイトといった収入が比較的少ない立場では、在籍確認が行われやすくなる傾向があるため、注意が必要です。
カードローン会社にとっては、融資する際のリスク管理のため、利用者の勤務状況や返済能力を正確に確認する必要があるからです。
そのため、在籍確認なしを希望する場合、勤務先の情報や収入を証明できる書類をしっかり提出することが求められます。
また、在籍確認なしを謳っている金融機関であっても、利用者の属性や希望金額によって例外的に電話連絡が行われることもあります。
事前に金融機関の条件をよく確認した上で申し込むことが重要です。
ネット銀行カードローン・中小消費者金融は在籍確認がほぼ必須
ネット銀行や中小消費者金融は、基本的に在籍確認を電話で行うケースが非常に多く、例外がほぼありません。
ネット銀行系カードローンは低金利で借りられるなどのメリットがありますが、審査は非常に厳格であり、勤務先への在籍確認を省略することは滅多にありません。
また中小消費者金融においても、融資のリスク管理を徹底するため、勤務先に対する電話確認は欠かさないことが一般的です。
これらの金融機関で在籍確認を避けるのは非常に難しく、勤務先への連絡を絶対に避けたい場合は、あらかじめ在籍確認がないことを明記している大手消費者金融系カードローンを検討する必要があります。
特に電話連絡が問題となる職場環境の方は、無理をしてネット銀行や中小業者を選ばず、Web完結型を提供する大手金融機関を選ぶことをおすすめします。
借入・融資金額が大きくなるほど審査落ちの可能性が高くなる
在籍確認なしのカードローンは、融資額が増えるほど審査基準が厳しくなる傾向にあります。
特に50万円以上の融資を希望する場合、返済リスクが高まるため、金融機関は勤務状況をより慎重にチェックします。
その結果、高額の借入では電話確認や収入証明書提出などの追加審査が求められる可能性が非常に高くなります。
つまり在籍確認を完全に避けたい場合は、なるべく融資希望額を抑えるのが賢明です。
少額であれば金融機関側もリスクが小さいと判断するため、在籍確認なしでも審査が通りやすくなります。
一方で高額な融資を希望する際には在籍確認が避けられない場合が多くなり、在籍確認がないという広告や説明があっても、実際の審査では例外が起こり得ることを理解しておきましょう。
パートやアルバイト・学生・主婦など収入が低い場合は在籍確認が多い
パートやアルバイト、学生、主婦など収入が比較的低い方や、収入が安定していない方は、カードローン会社が返済能力をより慎重に確認するため、在籍確認が必須となる可能性が高いです。
特に雇用形態が非正規で収入が不安定な方ほど勤務実態を厳密に確認する傾向があります。
こうした状況の場合、在籍確認を省略するのが難しくなるため、申し込み前に在籍確認なしを条件としている金融機関を慎重に選び、勤務先情報を証明できる書類を十分に用意する必要があります。
また少額融資であれば審査基準が緩和される傾向にあるため、最初は小規模な借入を申し込み、徐々に実績を積んでいくという方法も有効でしょう。
収入証明書などの書類をしっかり提出することによって、電話確認を避けられる可能性を高めることができます。
派遣社員の場合も派遣会社に電話連絡が入るケースが多い
派遣社員がカードローンを利用する際、勤務先への在籍確認は派遣先企業ではなく、雇用元である派遣会社に対して行われることが一般的です。
そのため、派遣先に知られるリスクは低いですが、派遣会社への連絡があるため、完全に電話確認を避けることは難しいのが現状です。
在籍確認なしを希望する場合は、給与明細書や派遣契約書、社会保険証などの書類で代替できるか、金融機関に事前確認をする必要があります。
また派遣社員は勤務期間や派遣元との契約状況などが審査に影響を与えるため、在籍確認なしで審査を通すには勤務期間が一定期間以上あるなど、安定した勤務実績を示す必要があります。
派遣社員の方は特に金融機関と事前に相談し、どのような書類が有効か確認しましょう。
自営業者の場合は固定電話の有無が重視されることがある
自営業者がカードローンを利用する際は、会社員と異なり収入の安定性や勤務実態の証明が難しいため、在籍確認なしで審査を通過するハードルは高くなります。
特に金融機関側が自営業者の審査で重視するポイントは、事業の安定性や事業所の存在確認であり、事業用の固定電話の有無が審査に影響を与える場合があります。
携帯電話だけで事業運営をしていると信用度が下がる可能性があるため、事業用の固定電話を設置するか、事業所の実在性が証明できる確定申告書や事業用通帳などの資料を積極的に提出する必要があります。
在籍確認なしで審査を進めるためには、これらの書類を事前に十分揃え、金融機関側に明確に示すことが重要になります。
在籍確認なしカードローンでよくある質問
カードローンを申し込む際、「在籍確認」は職場に借入が知られる原因になるのではないかと不安に感じる方が多いでしょう。
在籍確認なしのカードローンについてはさまざまな疑問や不安がつきものです。
そこで、ここでは特に多くの人が気になる代表的な質問について、わかりやすく詳しく解説します。
事前に疑問を解決し、不安なく安心してカードローンを利用できるようにしましょう。
在籍確認の電話で会社に借入がバレることはありますか?
カードローン会社が勤務先に電話をかける際、一般的には会社名や借入目的を伝えることは一切ありません。
通常は担当者が個人名で連絡を取り、「○○(利用者名)さんはいらっしゃいますか?」などと簡単な在籍確認を行います。
このため、職場の人が電話の目的を知ることは基本的にありません。
ただし不自然に思われないよう、事前に「クレジットカードや保険の確認電話があるかも」などの理由を職場に伝えておけば、バレるリスクはほぼないでしょう。
在籍確認はあくまでも勤務状況を確認するためのシンプルな電話連絡であり、慎重に行われているため、通常は会社に借入が知られることはありません。
少額融資なら在籍確認なしにできますか?
借入金額が少額の場合、在籍確認が省略される可能性は高くなります。
一般的に50万円以下の小額融資なら、在籍確認を電話ではなく書類提出で代替するケースが多くなっています。
ただし金融機関によって対応は異なるため、必ず申込み前に「少額の場合は在籍確認なし」と明記されている金融機関を選ぶことが重要です。
また、借入希望額が少なくても、申込者の信用情報に不安がある場合や、勤務実績が不安定な場合には電話確認が行われることもあります。
より確実に在籍確認を避けたい場合は、大手消費者金融のWEB完結型を選び、書類をしっかり提出するようにしましょう。
web完結と記載があるカードローンは在籍確認なしで借りれますか?
「web完結」と記載されているカードローンは、申し込み・審査・契約・借入までの全プロセスがオンラインで完結します。
このタイプのカードローンは、勤務先への電話連絡による在籍確認を行わず、代わりに給与明細や社会保険証など勤務状況を証明する書類提出で対応するケースが多いです。
ただし、全てのWEB完結型カードローンが必ず在籍確認なしとは限らず、金融機関の審査基準や利用者の信用状況によって例外的に電話確認が行われることがあります。
完全に電話確認を避けたい場合は、申し込み前に金融機関の条件をよく確認し、必要書類をあらかじめ揃えて提出するようにしましょう。
在籍確認なしの中小消費者金融のカードローンはありますか?
中小消費者金融で在籍確認なしのカードローンを提供しているところはほとんどありません。
中小規模の金融機関は利用者の信用情報をより厳密に確認する必要があるため、勤務先への電話確認を慎重に行う傾向があります。
大手消費者金融のように審査のノウハウや信用情報のデータが充実していないため、電話での確認を完全に省略するのは難しいでしょう。
在籍確認なしを強く希望する場合は、大手消費者金融のWeb完結型カードローンを選ぶことをおすすめします。
中小消費者金融を利用する場合は、勤務先への電話があることを前提として準備や対策を行う必要があります。