ネット銀行を利用している方の中にはビジネスローンを利用したいという人もいるのではないでしょうか。
ネット銀行のビジネスローンは口座情報を元に条件提示があり、決算書が不要なケースが多く即日融資ができます。
今回はネット銀行ビジネスローンについて紹介していきます。
ネット銀行おすすめビジネスローン4選!必要書類や金額を比較
サービス名 | 金利 | 融資時間 | 借入金額 | 必要書類 | 対象者 | 担保・保証人 |
AGビジネスサポート | 3.1%~18.0% | 最短即日 | 50〜1,000万円 | 本人確認書/決算書 確定申告書 | 個人事業主 法人 | 個人事業主:原則不要 法人:代表の保証が必要 |
Carent | 7.8〜18% | 最短即日 | 1〜500万円 | 本人確認書/決算書 登記簿謄本など | 法人 | 原則不要 |
ファンドワン | 2.5〜18% | 最短即日 | 30〜5,000万円 | 本人確認書/決算書 登記簿謄本/印鑑証明書 | 個人事業主 法人 | 原則不要 |
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイド | 0.9〜14.0% | 最短2日 | 〜1,000万円 | 直近2ヶ月の口座明細のみ | 法人 | 不要 |
MRF | 4.0~9.9% | 最短3日 | 100万〜3億円 | 本人確認書/決算書 登記簿謄本など | 個人事業主 法人 | 原則不要 |
アクトウィル | 10〜20% | 最短即日 | 〜500万円 | お問合せ | 法人 | 原則不要 |
オージェイ | 10~18.0% | 最短即日 | 10〜1億円 | 登記簿謄本/決算書2期分 印鑑証明/身分証明書 納税証明書 | 個人事業主 法人 | 原則不要 |
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド 金利0.9%〜/決算書&事業計画書不要で借入
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドは創業期や赤字決算でも借りることができるビジネスローンです。金利は0.9%からと低く最大1,000万円まで融資が受けられます。
また特徴的なのが必要書類が少ない点で、決算書・事業計画は必要なく担保や保証人も不要で借り入れが可能です。ネット銀行が提供しているため、比較的審査が緩いとされています。
融資枠方のローンであるため契約期間内であれば、審査不要で何回でも借り入れができるのもメリットです。いざ資金が必要となると時間がかかることが多いため、口座開設をしておくのがおすすめです。
金利 | スピード | 融資額 | 対象 | 担保/保証人 | 資金使途 |
0.9〜14.0% | 最短2日 | 1,000万円 | 法人 | 不要 | 事業資金 |
住信SBIネット銀行 – 事業性融資dayta
住信SBIネット銀行の「事業性融資dayta」は、オンラインで申し込むことができ、即日融資が可能なビジネスローンの一つです。
特に融資申請から審査、融資実行までの流れが迅速で、スピーディに資金を調達することができます。さらに低金利で融資を提供しているため、コストパフォーマンスの良い選択肢となります。
また住信SBIネット銀行は審査基準が柔軟であり、事業計画書や売上のデータに基づいて融資を行います。そのため、創業1年未満の企業や中小企業でも利用しやすいビジネスローンです。
ネット銀行ならではの手続きの簡便さとスピード感が魅力です。
PayPay銀行 ビジネスローン
PayPay銀行のビジネスローンは、スピーディーな融資を提供しており、特に即日融資が可能な点が特徴です。
PayPay銀行はオンラインで簡単に申し込みができ、短期間で資金調達が行えるため、急な資金が必要な法人や個人事業主にとって非常に便利な選択肢です。
また金利が競争力があり返済プランも柔軟であるため、事業規模や経営状態に合わせて無理なく融資を受けることができます。
さらに審査がスムーズで必要書類が少ないため、融資手続きが簡単で迅速です。特にオンラインで完結できるため、時間や手間をかけずに融資を受けられる点が魅力です。
楽天銀行スーパービジネスローン
楽天銀行のスーパービジネスローンは、特に低金利で提供されているビジネスローンの一つです。
楽天銀行はオンラインでの申し込みを受け付けており、申込から融資までのスピードが早いため、急な資金調達を必要とする法人や個人事業主にとって便利な選択肢です。
また楽天の会員特典やポイント還元などの付帯サービスも魅力で、楽天銀行を利用することでさらにお得に資金調達ができます。
金利が競争力があり、事業運営の資金調達に最適です。オンラインで完結できるため、非常に便利で、特に楽天ユーザーには便利なサービスを提供しています。
ネット銀行ビジネスローンの特徴・審査の仕組み
ネット銀行が提供するビジネスローンはオンラインで簡単に申し込め、迅速な融資を提供しているため、特に急な資金調達が必要な法人や個人事業主にとって非常に便利です。
ネット銀行のビジネスローンには、従来の銀行融資に比べていくつかの特徴があります。以下では、ネット銀行ビジネスローンの特徴とその審査の仕組みについて解説します。
口座の売上・入出金履歴から借入条件を提示
ネット銀行ビジネスローンでは、企業の口座の売上や入出金履歴をもとに融資の条件が提示されることが一般的です。これにより、事業の運営状況やキャッシュフローが一目で分かり、迅速に融資条件を決定することができます。
銀行融資の場合は決算書や事業計画書などの書類が必要ですが、ネット銀行のビジネスローンは、オンラインでの口座履歴確認を元に融資額や金利を決定します。
特に安定した売上がある場合、過去の売上データや入出金履歴を元に、迅速に審査と融資条件が決まるため、即日融資も可能です。この仕組みは特に収益が安定している企業にとって、資金調達がスムーズに行える大きなメリットです。
決算書の提出が不要
ネット銀行ビジネスローンの特徴の一つは、決算書の提出が不要であることです。従来の銀行融資では、企業の決算書や確定申告書が必要なことが多いです。
しかしネット銀行のビジネスローンでは、売上やキャッシュフローに基づいて融資を行うため、決算書がなくても融資を受けることが可能です。
これにより特に創業1年未満の企業や、最新の決算書が未提出の企業にとっては非常に便利です。決算書を用意する時間がなくても、オンラインで口座履歴を提供するだけで融資の審査が進み、迅速に資金調達が可能となります。
最短即日で融資が可能
ネット銀行ビジネスローンは最短即日で融資が実行されることが多いです。オンラインで申込を行い、必要書類(口座履歴や本人確認書類など)を提出すれば、迅速に審査が行われ、その日のうちに融資が実行される場合もあります。
これにより急な資金調達が必要な場合にも対応可能です。
即日融資が可能なため支払い期日が迫っている場合や、緊急で運転資金が必要な場合でも、ネット銀行を利用することで素早く資金を調達でき、事業運営をスムーズに行うことができます。
特に売掛金や顧客からの支払いが遅れている際に、即日融資を受けることで、キャッシュフローの改善が図れるため、非常に役立ちます。
ネット銀行ビジネスローンのメリット
決算書や事業計画書の提出が不要
ネット銀行ビジネスローンの最大のメリットの一つは、決算書や事業計画書の提出が不要な点です。多くのビジネスローンでは、融資を受けるために決算書や事業計画書を提出しなければならないことが一般的です。
しかしネット銀行のビジネスローンは、売掛金の入金状況や過去の取引履歴を基に審査を行うため、決算書がなくても融資が受けられることがあります。
これにより特に創業1年未満の企業や、最新の決算書を準備できていない企業にとって、非常に便利な資金調達手段となります。
事業計画書を提出する手間も省け、迅速に融資を受けることができるため、時間をかけずに必要な資金を調達できます。
年中無休で24時間申し込みできる
ネット銀行ビジネスローンは、年中無休で24時間申し込みができるという大きなメリットがあります。ネットバンキングを活用した融資サービスは従来の銀行と異なり、営業日や営業時間に縛られるず、いつでも申し込みができます。
これにより事業主は自分の都合に合わせて、時間を気にせずに融資の申請を行うことができます。
またオンラインで簡単に申込ができ必要書類を提出すれば、手間をかけずに審査が進みます。年中無休で利用可能なので、急な資金ニーズにも対応しやすい点が大きな魅力です。
融資実行までが早く最短即日
融資実行までが非常に早く最短即日で融資が実行されることが、ネット銀行ビジネスローンの大きな特徴です。
銀行融資では数週間の時間がかかることが多いですが、ネット銀行のビジネスローンは、必要な書類を提出すれば最短で即日融資を受けることが可能です。
これはネットバンキングでの取引履歴を基に融資条件を素早く決定し、効率的に資金を調達できるためです。
急な支払いが発生した場合やキャッシュフローに問題が生じた場合でも、迅速に資金を手に入れることができるため、非常に便利です。
保証人や担保が不要で借入できる
保証人や担保が不要で借入できることも、ネット銀行ビジネスローンの大きな魅力です。
従来の銀行融資や一部の金融機関の融資では、融資を受けるために担保や保証人を提供する必要がありますが、ネット銀行のビジネスローンでは、そのような要求はありません。
売掛金や入出金履歴をもとに融資が行われるため、自社の資産や個人の保証をリスクにさらすことなく資金を調達することができます。
担保や保証人が不要であるため、手軽に融資を受けることができ、事業主の負担を軽減することができます。特に担保や保証人を提供できない中小企業や個人事業主にとっては、この点が大きなメリットとなります。
個人事業主も融資・借入が可能
個人事業主も融資を受けることができる点も、ネット銀行ビジネスローンの重要なメリットです。
銀行やその他の融資提供機関では法人向けの融資が主流ですが、ネット銀行ビジネスローンは、個人事業主やフリーランスにも対応していることが多く、個人事業主が必要な資金を調達するための選択肢として非常に便利です。
特に事業が小規模である場合や法人化していない場合でも、個人事業主向けに柔軟な融資条件を提供しているため、スムーズに資金調達が可能です。
オンラインで簡単に申し込みができ、審査基準が比較的緩やかであるため、創業から間もない事業主でも利用しやすいという特徴があります。
ネット銀行ビジネスローンのデメリット
ネット銀行ビジネスローンは、迅速で効率的な資金調達手段として非常に便利ですが、利用する際にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。
銀行融資よりも金利が高い
ネット銀行ビジネスローンの金利は、銀行融資よりも高めに設定されています。ネット銀行は迅速に融資を提供する代わりに、金利が銀行よりも高くなることが一般的です。
特にノンバンク系のネット銀行や消費者金融系のローンでは、融資リスクをカバーするために金利が年率10%〜20%程度に設定されていることが多いです。
一方で銀行融資は低金利で融資を提供しており、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いとされます。ネット銀行ビジネスローンを選ぶ場合は、金利が高めであることを理解し、借入額や返済計画を慎重に検討することが重要です。
限度額が1,000万円まで低め
ネット銀行ビジネスローンの限度額は一般的に1,000万円までであることが多く、高額な融資を必要とする企業には不十分な場合がある点がデメリットです。
特に設備投資や大規模な事業拡大、複数のプロジェクトに対する資金調達が必要な場合、融資額が1,000万円では足りないことがあります。
このような場合は複数のローンを利用するか、他の融資手段(例えば、融資額が大きい銀行融資や不動産担保融資)を検討する必要が出てきます。
ネット銀行ビジネスローンは少額の融資には便利ですが、高額融資には制限があるため、資金調達の規模に応じて選択肢を広げることが重要です。
希望した金額・満額は借りれないこともある
ネット銀行ビジネスローンでは、希望した融資額や満額を借りられないこともあります。
ネット銀行の審査は比較的柔軟ですが、それでも融資額は企業の信用力や返済能力に基づいて決定されるため、希望する金額の全額を融資してもらえないことがあります。
特に創業したばかりの企業や収益が不安定な場合には、融資額が減額される可能性があります。
そのため融資を受ける際には必要な資金額を正確に見積もり、実際に融資可能な金額が希望額に達しない場合でも、追加の融資手段を準備しておくことが求められます。
ネット銀行ビジネスローンでの融資額が思ったより少ない場合、他の融資手段と併用することを検討する必要があるかもしれません。
ネット銀行ビジネスローン利用時の注意点
銀行融資よりも調達金額が小さい
ネット銀行ビジネスローンの融資額は、銀行融資に比べて小さめです。ネット銀行は特に融資のスピードを重視しているため、比較的少額の融資を迅速に提供することに特化しています。
多くのネット銀行ビジネスローンでは、融資額が数百万円から最大1,000万円程度に設定されていることが一般的です。
一方で銀行融資では規模の大きな融資が可能であり、必要な金額を一度に調達できることが多いです。
事業規模が大きく設備投資や大規模なプロジェクトに必要な資金がある場合、ネット銀行ビジネスローンの融資額では不十分となることが考えられます。その場合は他の融資手段や金融機関を併用する必要が出てきます。
信用情報が記録され今後の融資に影響がでる
ネット銀行ビジネスローンを利用する際には信用情報に記録が残るため、今後の融資に影響を与えることがあります。融資申請を行うと、金融機関は企業の信用情報をチェックします。
これには過去の融資履歴や返済実績が含まれ、融資が承認された場合、その情報は信用情報機関に記録されます。
特に融資額が大きかったり、返済が遅れたりした場合、その情報は将来の融資に影響を与える可能性があります。
ネット銀行ビジネスローンはスピーディに融資を提供するため、返済がスムーズでない場合でも、信用情報にマイナスの影響を与える可能性があります。
今後の融資や事業運営に支障をきたさないよう、返済計画をしっかり立て信用情報を管理することが重要です。
融資金額は審査・条件が提示されるまでわからない
融資金額は審査を経てから条件が提示されるまでわからない点も、ネット銀行ビジネスローン利用時の注意点です。申込みを行った時点では、融資の具体的な金額や金利・返済条件などは提示されません。
融資金額は企業の信用状況や売掛金の状況、返済能力などを基に審査を行った後に決定されます。
そのため事前に希望する融資額を正確に伝えても、最終的に融資が承認される金額は、審査結果によって変動します。
急な資金調達を希望する場合には、融資額が希望通りでない場合も考慮しておく必要があります。希望額に達しない場合は、追加で別の融資手段を検討することも視野に入れるべきです。
ネット銀行ビジネスローン利用の流れ
ネット銀行の口座開設
ネット銀行ビジネスローンを利用するためには、まずネット銀行のビジネス口座を開設する必要があります。
多くのネット銀行では、ビジネスローンを申し込むためには事業用口座を開設していることが前提となるため、まずは口座を開設しましょう。
口座開設はオンラインで簡単に行えることが多く、必要な書類を提出することで手続きが完了します。口座開設後は一定の利用期間を経て、申込できるようになりますので、事前に必要書類を準備しておくとスムーズに進みます。
スマホ・インターネットで審査申込
ネット銀行ビジネスローンの申込は、スマホやインターネットから簡単に行うことができます。オンラインで申し込む際には、事業者情報や借入希望額、事業の内容などを入力する必要があります。
インターネットバンキングを通じて申込みが完了した後、次のステップに進むことができます。
またネット銀行の多くで、オンライン申込みが24時間対応しているため、時間に縛られずに申込ができます。急な資金調達が必要な場合、即日で申込ができるという点が大きなメリットです。
審査開始
必要書類を提出すると審査が開始されます。ネット銀行のビジネスローンでは審査がスピーディに行われることが多く、数時間から数日で結果が通知されます。
審査の内容は主に入出金状況・売上状況を基に判断されます。信用情報のチェックや事業計画・キャッシュフローの確認も行われます。
審査通過率が高いネット銀行も多いため、特に事業計画や収益が安定している場合は、迅速に融資を受けることができる可能性が高いです。
条件提示・契約
審査を通過すると融資条件が提示されます。融資金額・金利・返済期間・月々の返済額などが明確に示されます。契約条件をよく確認した上で、融資契約を結ぶことが必要です。
融資条件に同意すると契約書に署名し、正式な契約が成立します。この際に必要に応じて追加の書類や確認が求められることもありますが、オンライン上での手続きが完結するため、迅速に進めることができます。
融資実行
契約が完了すると融資が実行され、資金が指定の口座に振り込まれます。即日融資を提供しているネット銀行の場合、最短でその日のうちに資金が口座に振り込まれることがあります。
融資が実行されると事業に必要な資金を速やかに利用することができ、急な支払いにも対応可能になります。
ネット銀行ビジネスローンの大きな特徴は、手続きがオンラインで完結しスピーディに資金調達が行える点です。資金調達が早く、必要な書類も比較的少なくて済むため、効率的に資金を確保することができます。