店舗へのキャッシュレス決済導入において、端末の機能性や月額コスト、決済手数料のバランスは大きな悩みどころです。
現在は、三井住友カードグループが提供する高機能&低手数料なstera pack(ステラパック)と、固定費永年無料で手軽に導入できるSquare(スクエア)の登場により、自店舗の規模や運用スタイルに合わせた最適な決済環境を構築できるようになりました。
本記事では、端末の特徴や初期コスト、決済手数料、入金サイクルなど7つの項目で両者を徹底比較します。自店舗のフェーズに合った失敗しない決済端末選びの参考にしてください。
| サービス名 | 端末費用 | 月額費用 | 手数料 | 審査・導入期間 |
| Square(スクエア) | 4,980円~ | 0円 | 2.5%~ | 最短即日 |
| PAYGATE(ペイゲート) | キャンペーン:0円 (通常:39,600円) | 無料 | 2.00%~ | 最短即日 |
| スマレジ | キャンペーン:0円 (通常:39,600円) | 0円 | 1.98%~ | 1ヶ月程度が目安 |
| Stera pack | 0円 ※2年目以降3,300円/月 | CP:0円 | 1.98%~ | 約2週間〜2か月 |
| アルファポータブル | キャンペーン:0円 (通常:74,800円) | 0円 (条件によって異なる可能性あり) | 2.48%~ | 最短即日 |
| PayCAS Mobile | 0円 | 1,980円 | 1.98%~ | 審査約2~3週間 セッティング約2~3週間 |
| USEN PAY | 0円 (条件あり) | 0円 (条件あり) | 2.38%~ (条件あり) | 約2週間 |
| STORES | 0円〜 ※スタンダード3,300円/月 | 0円 (スタンダード年間契約) | 2.48% | 加盟店審査後 |
| AirPay(エアペイ) | 0円 | 0円 | 0.99%~ | 約3営業日 |
| 楽天Pay | 0円~ | 0円 (ライトプラン) | 2.20%~ | 約1週間 |
stera pack(ステラパック)の基本情報|初期費用0円でオールインワン端末を導入

stera pack(ステラパック)は、SMBCグループの三井住友カードやGMOペイメントゲートウェイなどが共同提供する店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。約10万円相当の高機能端末を初期費用0円で無償レンタルでき、Visa/Mastercardの決済手数料が1.98%と業界最安水準で利用できるため、本格的な決済インフラをコストを抑えて構築したい店舗に選ばれています。
オールインワン決済端末 stera terminalを無料で
stera packで提供される端末は、Android OSを搭載した「stera terminal」の1種類に統一されています。別途タブレットやレシートプリンターを用意する必要がなく、1台で決済業務を完結できるオールインワン仕様が魅力です。
- デュアルタッチパネル: スタッフ用(4インチ)とお客さま用(7インチ)の2画面を搭載し、会計操作や暗証番号入力をスムーズ化
- オールインワン設計: クレジットカード(磁気・IC・タッチ)、電子マネー、QRコード読み取り用カメラ、感熱式レシートプリンターをすべて内蔵
決済手数料が1.98%と業界最安水準
スモールビジネスプランやお試しプランの適用により、利用頻度の高いVisaおよびMastercardの決済手数料が1.98%に抑えられます。他社サービス(通常3.24%〜3.25%前後)と比較して手数料率が大幅に低いため、クレジットカード決済比率が高い店舗ほど大きなコスト削減効果が得られます。
アプリでPOSレジや各種機能を柔軟に拡張
端末上の専用アプリストア「stera market」から必要なアプリをダウンロードすることで、端末自体を業務アプリ用の万能端末へとカスタマイズできます。
- POSレジ機能: 端末に直接レジアプリを入れて会計業務を一元化
- 店舗支援機能: 免税手続き、顧客管理、テイクアウト受付などのアプリを追加可能
stera pack(ステラパック)がおすすめな店舗
stera packのスペックや料金体系を踏まえると、特に以下のような店舗に向いています。
- クレジットカード(特にVisa/Mastercard)の決済利用額が多い実店舗
- 別途タブレットやプリンターを用意せず、レジ周りを1台でスッキリまとめたい店舗
- 三井住友カードグループのセキュリティ面・サポート面の安心感を重視する店舗(※三井住友銀行の法人口座Trunkなどを指定口座にすると特典が受けられる場合もあります)
▼stera packの詳細記事はこちら
ステラパック(stera pack)の評判は?手数料1.98%の仕組みやデメリット・損益分岐点を徹底解説
Square(スクエア)の基本情報|月額固定費永年0円で手軽に導入

Square(スクエア)は、米Block社がグローバルに展開するキャッシュレス決済およびPOSレジソリューションです。月額固定費が永久に0円で利用でき、初期費用や解約リスクを最小限に抑えながら、店舗の形態や成長フェーズに合わせた柔軟な運用が可能です。
月額固定費ゼロ・契約の縛りなしでリスクフリーに開始
Squareはアカウントの維持費用や月額利用料が一切かからない完全従量課金制を採用しています。売上が発生した時の決済手数料(基本3.25%前後)のみで利用できるため、余計なランニングコストが発生しません。契約期間の縛りや解約違約金も一切ないため、リスクフリーで使い始められます。
スマホ決済から大型2画面レジまで選べる多彩な端末ラインナップ
Square(スクエア)では、主に以下の4つの端末・機能からお店に合ったものを選択できます。

- Tap to Pay(スマホでタッチ決済)
お手持ちのスマートフォン(iPhone / Android)をそのまま決済端末として利用できる機能です。端末費用は0円で、手軽にタッチ決済やQRコード決済を始められます。 - Square リーダー
手のひらサイズの超小型・軽量決済端末です。カード決済、タッチ決済、QRコード決済に手軽に対応でき、価格は4,980円(税込)とお手頃です。 - Square ターミナル
レシートプリンターを内蔵したオールインワン決済端末です。これ一台で注文受付から決済、紙のレシート発行まで完結し、価格は39,980円(税込)です。 - Square ハンディ
バーコードスキャナーやPOS機能を内蔵した耐水仕様の決済端末です。ポケットに入るサイズで在庫管理から決済まで対応し、価格は44,980円(税込)です。
全銀行で振込手数料0円&最短翌日入金で資金繰りも安心
入金サイクルの早さと振込手数料の無料化もSquareの大きな強みです。三井住友銀行やみずほ銀行を指定した場合は決済の翌営業日に振込が行われ、その他の金融機関でも週1回自動で振り込まれます。どの銀行を指定しても振込手数料はSquare側が全額負担するため、資金繰りを圧迫しません。
【8/31まで】全東信乗り換えキャンペーン
2026年7月の全東信の破産に伴い、決済手段の急な切り替えを迫られている事業者に向け、Squareでは緊急の乗り換え支援を実施しています。8月31日までの期間限定で、通常4,980円(税込)の小型端末Square リーダーが1台無料(他端末購入時は4,980円割引)で提供されます。
Squareがおすすめな店舗
Squareのスペックや柔軟性を踏まえると、特に以下のような店舗に向いています。
- 開業直後で売上予測が立たず、月額固定費のリスクを絶対に避けたい店舗
- 屋外イベント、キッチンカー、美容室のテーブル会計など持ち運び利用が多い店舗
- どの銀行口座でも振込手数料無料で最短翌日入金されるスピード感を重視する店舗
▼Square(スクエア)の詳細記事はこちら
Square(スクエア)の決済端末を徹底解説/手数料・比較・使い方・レンタル・ターミナルなど
stera pack(ステラパック) vs Square(スクエア) 7項目で比較
店舗経営者が気になる7つの重要項目について、解説していきます。
(1) 初期費用・端末費用を比較
stera packは高機能端末stera terminalが無料で貸与されるため初期費用0円です。Squareはスマホ決済なら0円、専用端末を購入する場合は4,980円〜の導入費用がかかります。
| stera pack | Square | |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 端末費用 | 端末を無料貸与 | 機器購入は4,980円〜 |
(2) 月額固定費・維持コストを比較
Squareは利用の有無にかかわらず月額固定費が永年0円です。stera packは初年度こそ無料ですが、2年目以降は月額3,300円(税込)が発生します(※年間キャッシュレス売上3,000万円以上で無料)。
| stera pack | Square | |
| 月額固定費 | 3,300円/月 初年度無料 | 永年0円 |
(3) 主要決済手数料を比較
stera packはVisa/Mastercardの決済手数料が1.98%と破格の安さです。Squareの主要カード手数料は一律3.25%前後のため、カード決済比率が高い店舗ほどstera packのコスト削減効果が大きくなります。
| stera pack | Square | |
| 主要カード手数料 | Visa/Mastercard 1.98% | 主要ブランド 2.50%〜3.25% |
(4) 端末のバリエーション・持ち運び性を比較
stera packは据え置き型1種のみで、レジカウンターでの固定利用が前提です。Squareは持ち運び可能なポータブル機やスマホ決済、2画面レジなど、店舗の用途に合わせて自在に選べます。
| stera pack | Square | |
| 端末 | 1種類 | 6種類以上 |
(5) 入金サイクル・振込手数料を比較
Squareはどの銀行を指定しても振込手数料0円で、最短翌営業日に入金されます。stera packは月2回または6回入金で、三井住友銀行以外を指定した場合は1回220円の振込手数料がかかります。
| stera pack | Square | |
| 入金サイクル | 月2回または月6回 | 最短翌日入金 |
| 手数料 | 他行220円/回 | 全銀行 0円 |
(6) 導入スピード・審査の手軽さを比較
Squareは手続きが簡潔で、申し込みから最短当日〜数日で決済を開始できます。stera packはカード会社による審査や機器の出荷があるため、利用開始までに約2週間〜1ヶ月ほどかかります。
| stera pack | Square | |
| 入金サイクル | 月2回または月6回 | 最短翌日入金 |
| 手数料 | 他行220円/回 | 全銀行 0円 |
(7) 契約期間・解約リスクを比較
Squareは契約の縛りが一切なく、いつ解約しても違約金はかかりません。stera packは端末無償貸与の仕組み上、3年未満で解約すると端末返却に伴う解約費用が発生する場合があります。
| stera pack | Square | |
| 契約の縛り・解約金 | あり 3年未満は解約費用リスク有 | なし いつでも0円で解約可 |
まとめ
stera packとSquareは、どちらも非常に優れた決済サービスですが、店舗の売上規模と運用スタイルによって選ぶべきサービスが明確に分かれます。
- stera packが向いている店舗: 月間のキャッシュレス売上が約30万円以上の実店舗。月額固定費(3,300円)を払っても、Visa/Mastercardの1.98%という低手数料によりトータルコストを安く抑えられます。
- Squareが向いている店舗: 開業直後の店舗や、イベント出店・移動販売を行う店舗。固定費0円・解約金なし・最短翌日入金でノーリスクかつスピーディーに導入可能です。
自店舗のキャッシュレス比率や運用環境に合わせて、最適な決済端末を選択しましょう。


