ノンバンク系ビジネスローン8選!メリットや特徴・銀行融資の違いを比較

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ビジネスローンを検討している方の中には、ノンバンク系のサービスを探している方もいるでしょう。一般的に銀行よりもノンバンク系の方が審査が柔軟と言われています。

今回は銀行融資を受けたことがある筆者の経験を元に、それぞれの特徴や違い・ノンバンク系のメリットやデメリットを解説しながら、おすすめのビジネスローンを紹介していきます。

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ノンバンク系ビジネスローンおすすめ8選!金利・必要書類を比較

サービス名金利融資時間借入金額必要書類対象者担保・保証人
AGビジネスサポート3.1%~18.0%最短即日50〜1,000万円本人確認書/決算書
確定申告書
個人事業主
法人
個人事業主:原則不要
法人:代表の保証が必要
エスクローファイナンス2〜8%最短2日お問合せ本人確認書/決算書
印鑑証明書/登記簿謄本
法人原則不要
Carent7.8〜18%最短即日1〜500万円本人確認書/決算書
登記簿謄本など
法人原則不要
ファンドワン2.5〜18%最短即日30〜5,000万円本人確認書/決算書
登記簿謄本/印鑑証明書
個人事業主
法人
原則不要
GMOあおぞらネット銀行
あんしんワイド
0.9〜14.0%最短2日〜1,000万円直近2ヶ月の口座明細のみ法人不要
MRF4.0~9.9%最短3日100万〜3億円本人確認書/決算書
登記簿謄本など
個人事業主
法人
原則不要
アクトウィル10〜20%最短即日〜500万円お問合せ法人原則不要
オージェイ10~18.0%最短即日10〜1億円登記簿謄本/決算書2期分
印鑑証明/身分証明書
納税証明書
個人事業主
法人
原則不要

AGビジネスサポート 保証料0円/原則無担保無保証/即日融資/金利3.1%〜/個人事業主OK

AGビジネスサポートはアイフルを運営している大手貸金業者で、個人事業主・法人向けともにビジネスローンがあります。

ネット経由で申込みが可能なため来店不要・担保不要・保証人は原則不要で利用で、即日融資を受けることができるため、急ぎで資金調達をしたい方におすすめです。

融資限度額も50〜1,000万円と幅が広くつなぎ融資や事業の立て直しなど、さまざまな事業用途で利用できます。また過去の財務状況だけでなく現状の売上も含めて審査を行うため、赤字決算・債務超過であったも審査をしくれます。

資金使途には制限がないため事業資金であれば、自由に利用できるのも特徴です。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
3.1〜18.0%最短即日50〜1,000万円法人・個人事業主個人事業主:原則不要
法人:代表の保証が必要
自由

エスクローファイナンス 金利2%〜/赤字OK/最短2日融資可能/原則保証人&担保不要

エスクローファイナンスは資金調達・ビジネスローンなどを専門に行うコンサルティング会社で、最短2日で1,000万円以上の融資可能で金利は2〜8%低めに設定されています。

原則保証人・担保不要で利用ができ、銀行審査落ち・赤字決算であっても柔軟に審査を行ってくれます。個人事業主は対応していませんが大口融資に対応しているため、支払いがサイトが長くなりがちな建設業や運送業を中心に法人企業におすすめです。

銀行融資がリスケになった・急遽支払いが必要になった・つなぎ融資を検討している・ビジネスチャンスを逃したくない方におすすめです。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
2〜8%最短2日お問合せ法人原則不要事業資金

Carent 最短即日融資/保証&担保不要/1万円〜の少額融資OK

Carent(キャレントスーパーローン)は1万円からの少額融資が可能なビジネスローンで、最大500万円までの融資を即日対応しています。

全てWeb上で完結するため来店不要で、24時間365日申込みが可能です。また銀行融資お断り・赤字決算であっても審査を行ってくれるため、柔軟な審査を実施しているのも特徴です。

資金使途についても事業用途であれば自由に利用できるため、突発的に資金が必要になった・入金が間に合わない・銀行融資がリスケになったといった方におすすめです。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
7.8〜18%最短即日1〜500万円法人原則不要事業資金

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド 金利0.9%〜/決算書&事業計画書不要で借入

GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドは創業期や赤字決算でも借りることができるビジネスローンです。金利は0.9%からと低く最大1,000万円まで融資が受けられます。

また特徴的なのが必要書類が少ない点で、決算書・事業計画は必要なく担保や保証人も不要で借り入れが可能です。ネット銀行が提供しているため、比較的審査が緩いとされています。

融資枠方のローンであるため契約期間内であれば、審査不要で何回でも借り入れができるのもメリットです。いざ資金が必要となると時間がかかることが多いため、口座開設をしておくのがおすすめです。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
0.9〜14.0%最短2日1,000万円法人不要事業資金

ファンドワン 金利2.5%〜/30万円〜/赤字&融資NGでも可能な即日ビジネスローン

ファンドワンは最短即日で融資が可能な法人向けビジネスローンです。オンライン完結のため来店の必要がなく、保証人不要で借り入れできます。

赤字決算や銀行融資で審査落ちの方も利用ができ、金利は2.5%からと低く30万円から利用できるため少額融資を検討の方もおすすめです。

また融資商品も豊富なのが特徴で無担保ローンから最大1億まで融資可能な大型資金調達も対応しています。売掛債権担保融資の場合は個人事業主の方も30万円から利用できます。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
2.5〜18%最短即日30〜5,000万円法人
個人事業主
原則不要事業資金

MRF 個人事業主OKで100万円から可能/必要書類も柔軟対応/融資商品が豊富

MRF(エムアールエフ)はビジネスローンや不動産担保ローンなど豊富な商品を取り扱っており、個人事業主も利用ができる数少ない金融機関です。

担保や保証人も原則不要なことに加えて、100万円から借り入れが可能です。融資実行までのスピードも最短3日と非常に早く、銀行融資よりもスピーディーなのが強みです。

またファイナルプランナー・宅地建物取引士など資格保有者も在籍しており、返済計画のプラニングも無料で行ってくれます。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
4.0~9.9%最短3日100万〜3億円法人・個人事業主原則不要事業資金

アクト・ウィル 審査時間は最短60分&最短即日融資・担保次第で最大1億まで借入可能

アクト・ウィルは最大500万円まで即日融資を行っている法人向けビジネスローンの会社です。担保や保証人は原則不要で利用ができ、担保次第では最大1億円まで融資をしてくれます。

Web上で完結するた来店不要で審査時間も最短60分と非常に短いのが特徴です。スピーディーに資金調達を実施したい方にはおすすめです。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
10〜20%最短即日〜500万円法人原則不要事業資金

オージェイ 個人事業主OK・即日融資・10万円の少額で借入できる無担保ビジネスローン

オージェイは個人事業主・法人も利用できるビジネスローンを用意しており、無担保融資では最短即日融資ができます。独自の審査を行っており営業年数が短い方でも利用が可能です。

保証人や担保も不要で利用ができることに加えて、10万円から利用ができるため少額の支払いを行いたい・大口の融資で事業を加速させたいなど、幅広いニーズに対応しています。

短期的な資金需要やつなぎ融資の方にもおすすめのビジネスローンとえいます。

金利スピード融資額対象担保/保証人資金使途
10~18.0%最短即日10万〜1億円個人事業主・法人原則不要事業資金

ノンバンク系ビジネスローンと銀行融資の違いや特徴を比較

銀行融資とノンバンク系ビジネスローンは下記のような違いがあると言われています。

項目ノンバンク系銀行
実行機関消費者金融/信販会社
クレジットカード会社
銀行/信用金庫
限度額〜1,000万円〜5,000万円
金利10〜20%1〜10%
担保・保証人不要原則必要
審査時間短い(最短即日)長い(1〜2ヶ月)
難易度甘い厳しい

融資実行の機関

まず銀行融資とノンバンク系ビジネスローンでは融資実行を行う機関が異なります。銀行の場合は銀行法に基づいて信用金庫や地方銀行などの「銀行」が審査・融資を行います。

対してノンバンク系ビジネスローンの場合はクレジット会社や消費者金融など、預金業務を行っていない信販会社などが実行を行います。ノンバンクの場合は貸金業法という法律にそって、審査や金利が定められています。

ノンバンクであったとしても融資を行う場合には、貸金業登録を行い許可を得る必要があります。許可を得ていない場合はいわゆる「ヤミ金業者」に該当します。

借入限度額

借入限度額についてもそれぞれに特徴があり、銀行融資の場合は数百万円〜数億円といった大口の融資を利用することができます。法人の場合は利益状況や事業状況によっては、大きな金額を借入することができます。

対してノンバンク系のビジネスローンについては、設立から10年以上経っていたしても基本的には1,000万円が上限となります。

そのため銀行融資の場合は大きな事業投資を行うといった際に適しており、ビジネスローンは少額融資による運転資金確保・つなぎ融資に向いているといえます。

ビジネスローンでも事業資金に使う場合は資金使途は自由ですがこうした性質上、大きな事業投資を行うには向いてないです。

借入金利

借入金利については銀行融資の方が圧倒的に低いのが特徴です。一般的には1〜3%、高くても5%といったことが多いでしょう。

銀行融資の場合は売上や利益など、信用力・実績に応じて銀行側が審査を行います。設立年数が長く黒字を続けている場合は借入しやすくなり、金利も低いパーセントで利用できます。

対してノンバンク系のビジネスローンについては、3〜18%と記載があり幅が大きいです。ビジネスローンの場合は審査が比較的甘いということもあり、金利は10%を超える利率が条件となることが多いといわれています。

担保・保証人

ノンバンク系ビジネスローンの場合は原則として担保・保証人は不要で利用ができるため、後ほど解説しますが審査スピードが非常に早いです。

銀行融資の場合は保証人・担保を求められることもある一方で、担保を提供する代わりに大口融資を受け付けていることもあります。不動産担保の提供が最もわかりやすい例でしょう。

審査時間・審査難易度

紹介したようにノンバンク系ビジネスローンの場合は、保証人や担保が不要なため審査時間も短いことが多いです。必要書類も少ないことが多いため、比較的審査は甘いと言われており、最短即日で融資が受けられます。

銀行融資の場合は筆者も経験がありますが、審査には時間がかかることが一般的です。銀行融資の審査時間は1〜2ヶ月ほどかかることがあり、特に創業融資や初回取引の場合はさらに時間がかかる可能性があります。

時間がかかるということは必要な提出書類も多く、慎重な審査が実施されるということです。そのためビジネスローンと比較すると銀行融資の方が、審査ハードルは高いとされています。

ノンバンク系ビジネスローン3つのメリット

最短即日融資が可能

ノンバンク系ビジネスローンの場合は審査がスピーディーに実施されるのがメリットです。上述のように銀行融資の場合は1〜2ヶ月ほどの時間がかかることもあります。

しかしビジネスローンでは最短即日で融資が可能といった会社もあります。銀行融資では決算書や事業計画書・登記簿謄本・印鑑証明書・納税通知書など必要書類も多いですが、ビジネスローンは必要書類が少ないです。

必要書類が少なく審査項目も少ないため、スピーディーに資金調達ができます。

比較的審査が甘い

またノンバンク系ビジネスローンは銀行融資と比較して審査が甘い傾向にあるのもメリットです。審査通過率が公開されているわけではありませんが、必要書類が少なく最短即日融資という点を考えると、ハードルが低いことは推測できます。

急ぎで資金調達をしたい・融資を受けたいという方も利用できるのが特徴なので、ハードルを下げて融資を受けたいという方におすすめなのがノンバンク系のビジネスローンと言えます。

担保・保証人が不要

これは上述で触れた内容となりますが、ノンバンク系のビジネスローンであれば原則として担保・保証人は不要で融資が受けられます。

銀行融資では保証人は必要なケースが一般的なので、使いやすい資金調達方法とでしょう。一部の商品では有担保ローンもありますが、これを利用する場合は大口の融資を検討する際に利用ができます。

総量規制の対象外

カードローンなどの場合は総量規制が存在するため、年収の1/3までしか借入はできません。しかしビジネスローンでは総量規制の対象外であるため、大きな金額で融資を受けられる可能性があります。

ただしノンバンク系ビジネスローンでも返済能力を重視されるため、所得や売上とかけ離れた金額で申請しても通らない可能性があることは理解してきましょう。

ノンバンク系ビジネスローンを選ぶ際の4つポイント

借入金利を比較する

借入を検討する際に最も重視すべきなのが、適用されれる金利条件です。設定されている金利が高いほど多くの利息を支払う必要があります。

ビジネスローンの金利は2〜15%といったように上限・下限が設定されていますが、下限金利が適用される可能性は低いです。そのため上限金利も見ながら複数のノンバンク系ビジネスローンを検討しましょう。

有担保ローン商品があるか

紹介したようにノンバンク系ビジネスローンは無担保で利用できるものが多いです。しかし有担保ローンの方が一般的には金利は安く、大きな金額を借り入れできます。

無担保では金融機関側も返済が滞った時に対応策が少ないですが、担保提供できるのであれば優遇された条件で借入ができます。

借入限度額は希望にあっているか

ノンバンク系ビジネスローンの限度額は高くないと解説しましたが、金額の上限については各社によって異なります。

1,000万円が上限の場合もあれば、500万円までといったビジネスローンもあります。そのため自社が利用したい金額であるかどうかもチェックしながら、各社のサービス内容を比較しましょう。

借入条件を満たしているか

ノンバンク系ビジネスローンは審査ハードルが低いことが多いですが、融資対象者を限定しているものもあります。

例えば創業1年未満の場合は利用できないと明記している場合もあれば、確定申告書・決算書2期分が必要といったように必要書類に制限があるケースもあります。

決算書が2期分ということは実質的には2年以上経過した法人のみ、利用ができるということになります。

ノンバンク系ビジネスローンの3つのデメリット・注意点

銀行融資よりも金利が高い

デメリットとしてはノンバンク系ビジネスローンは銀行融資よりも金利が高い点です。先ほど比較表で解説したように、銀行融資の場合は一般的に1〜3%前後ですが、ビジネスローンの場合は10%を超えることもあります。

審査ハードル低く通過しやすいのはメリットではありますが、返済金額のトータルは大きくなります。

そのためノンバンク系ビジネスローンは銀行融資よりも、さらに計画的に利用する必要があります。

無担保融資は限度額が低い

上述でも解説しましたがノンバンク系ビジネスローンは、一般的には担保は不要で借入できます。しかし担保がないため借入限度額は1,000万円までが多いです。

複数の融資を引けば大きな金額を借入できる可能性はありますが、借入本数が多くなるほど審査通過率は低くなる可能性があります。

銀行融資が受けづらくなる可能性

また銀行融資を今後検討しているという方は慎重に利用検討する方が良いでしょう。ノンバンク系ビジネスローンの借入返済が終わっていない状態では、銀行融資の審査が厳しくなり受けづらくなります。

一般的に借入金額が大きくなれば返済能力が低いという判断をされることになるため、マイナスな影響を与えることが多いです。

銀行融資を引く事を考えている方は、ビジネスローンの返済が終わってから審査申込みをするのが良いでしょう。

ノンバンク系ビジネスローンに関するよくある質問

ノンバンク系ビジネスローンの借入限度額はどれくらいですか?

ノンバンク系ビジネスローンの限度額は1,000万円まで一般的です。

ノンバンク系ビジネスローンの借入金利はどれくらいですか?

ノンバンク系ビジネスローンの金利は下限が3%前後・上限が15%前後であることが一般的で、下限金利での適用は少ないことが多いです。

ノンバンク系ビジネスローンは即日融資はできますか?

ノンバンク系ビジネスローンでは最短即日で融資を受けられるものもあります。

ノンバンク系ビジネスローンは赤字決算でも借りれますか?

ノンバンク系ビジネスローンは赤字決算でも借入ができる可能性はあります。ただし一般的には審査落ちのリスクは高くなります。

ノンバンク系ビジネスローンは必ず借りれますか?

ノンバンク系だからといって、必ず借りれるビジネスローンはありません。

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