labol(ラボル)カード払いとは?仕組み・運営会社や基本情報・口コミ・評判
ラボルカード払いとはフリーランスや個人事業主向けの資金繰りを改善する請求書カード払いサービスで、東京証券取引所プライム市場に上場している株式会社セレスの子会社である、株式会社ラボルが運営しています。
事業や会社運営を行なっていると一時的に支払いを遅らせたい・資金繰りが苦しいといった場面もあるでしょう。一方で融資やローンは時間がかかり、ファクタリングは手数料が高い・審査が通るか不安な方もいるかもしれません。
ラボルカード払いはそうしたフリーランス・個人事業主を支援するために、審査不要で利用ができ支払い日を最長60日間先延ばしにできるサービスをリリースをしています。
labol(ラボル)カード払いの基本情報
冒頭で説明したようにラボルカード払いは東京証券取引所プライム市場に上場している株式会社セレスの子会社である、株式会社ラボルが運営しています。
- 提供会社:株式会社ラボル
- 親会社:株式会社セレス(東京証券取引所プライム市場 上場)
- 決済手数料:3%〜3.5%
- 最大支払い延長期間:60日
- 審査:不要
決済手数料は3〜3.5%業界でも最安水準で、事前の審査も不要で支払い期日を最大60日間延長することができます。
labol(ラボル)カード払いの仕組み
ラボルカード払いの仕組みは下記のようになっており、これまで銀行振込みで行っていた支払いをクレジットカード決済にすることで支払い期日を延長し、資金繰りの改善ができるサービスです。
大手クレジットカード会社のオリコ(Orico)が持つ豊富なノウハウとVisa・Mastercard・JCBといった、クレジットカードネットワーク会社が提供する新しいBtoB決済スキームを活用することで実現しています。
labol(ラボル)カード払い・ラボルファクタリングの違い
ラボルカード払い・ラボルファクタリングはそもそもの仕組みは「請求書カード払い」と「ファクタリングサービス」で異なりますが、個人事業主やフリーランスの資金繰り改善という観点ではよく似ています。
項目 | ラボルファクタリング | ラボルカード払い |
送金先 | 自分の口座 | 経費・家賃などの支払い先 |
必要書類 | 発行した請求書 取引のエビデンス(メールや契約書など) | クレジットカード 支払い内容が確認できるもの ※請求書や支払い受領メール |
送金スピード | 最短60分 | 最短60分 |
手数料 | 申請金額の10% | 申請金額の3〜3.5% |
支払期日 | 請求書期限+3日 | 申請から最大60日後 |
違いをまとめると以下のようになります。
- ラボルカード払い:クレジットカードを活用して支払いを先延ばしにできる
- ラボルファクタリング:請求書を現金化し入金を前倒しにする
labol(ラボル)カード払いの評判・口コミ
ラボルカード払いは最近リリースされた新しいサービスのため、現時点では口コミや評判はネット上では出ていませんでした。
labol(ラボル)カード払いのメリット
初期/月額0円・与信審査不要で最短60分で手続きが完了する
ラボルカード払いは初期・月額費用も無料で登録ができ、与信審査が不要なためフリーランスや個人事業主の方におすすめのサービスといえます。
また請求書や支払い情報をアップロードするだけで最短60分で手続きが完了するため、「急な出費を先延ばしにしたい・今月のキャッシュフローを安定させたい」といった方に向いています。
最大60日支払いを延長・取引先にもバレない
また取引先への支払い自体は3営業日以内に振り込みが実施されますが、利用者の支払い期日は最大で60日間延長することができます。
またラボルカード払いを利用したとしても、振り込み名義を指定することができるため取引先に知られる心配もありません。
初回から高額利用も可能・24時間365日振り込み対応
ラボルカード払いのメリットは初回からでもクレジットカードの上限金額内であれば、高額でも利用することができる点です。
またラボルカード払いは独自のシステムを利用しており、銀行の営業時間に左右されず24時間365日振り込みをおこなっているため土日祝日や深夜の時間でも利用できます。
仕入れ・外注費など取引先への支払い以外にも家賃支払いもOK
ラボルカード払いの4つ目メリットとしては、仕入れや外注費といった取引先からの請求書以外でも利用ができる点です。
一般的なファクタリングでは取引先からの請求書(売掛債権)が対象となりますが、ラボルカード払いでは家賃やネットショッピングなど経費計上できないものでも支払いを先延ばしにできます。
カバー率96%以上・ほとんどのクレジットカードで利用ができる
ラボルカード払いでは利用できるクレジットカードも幅広く次のようなカードブランドで利用ができます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
次のデータは市場調査コンサルティング会社イプソスが2020年に実施した、日本におけるクレジットカードブランドの利用シェアに関する調査結果です。
トップはVISA50.8%・次いでJCB28.0%・MasterCard17.8%となっており、INVOYカード払いのクレジットカードカバー率は96.6%と高い水準といえます。
上場企業2社が運営するためセキュリティも安心
上述でも触れたようにラボルカード払いは東証プライム市場に上場している株式会社セレスの子会社である「株式会社ラボル」と、上場企業かつ大手カード会社の「株式会社オリエントコーポレーション」の2社が運営しています。
そのためセキュリティ面も安心して利用することができます。
labol(ラボル)カード払いの利用方法 – 無料登録で簡単5ステップで完了
ラボルカード払いは下記のように5つのステップで簡単に利用スタートができます。
- 無料会員登録:氏名やメールアドレスなどの情報のご入力、ご本人確認書類をアップロード
- 利用手続き:事業者証明書のアップロード(開業届・確定申告書など)
- カード払い申請:請求書や支払い案内メールのアップロード
- カード決済・希望先への振込み:振込先情報に誤りがないかをチェックし即時入金
- カードの口座引き落とし:利用中カードの支払いサイクルで口座から引き落とし
labol(ラボル)カード払い 法人向けアカウントとは
法人向けアカウントは2023年9月19日に新しくリリースされたサービスで、これまではフリーランスや個人事業主のみに提供を行なっていましたが法人企業でも利用ができるようになっています。
labol(ラボル)カード払い 法人向けアカウントの概要
- 利用対象:全ての法人
- 利用用途:事業資金、オフィス家賃、社会保険料の支払いなど
- 初期・月額費用:無料(0円)
- 手数料:3~3.5%
- 対応カードブランド:Visa・Mastercard®・JCB
- 限度額:限度額はラボルカード払いを利用するクレジットカードの限度額となる
labol(ラボル)カード払い 法人向けアカウントの使い方・利用の流れ
- 無料会員登録後に管理者アカウントの設定:氏名・メール・電話番号・本人確認書のアップロード
- 所属メンバーの招待:管理者アカウントから最大100名まで招待が可能
- カード払い申請:カード決済したい請求書・振込内容の書類をアップロード
- カード決済の実行:利用したい法人カード情報を入力し、手数料を上乗せした状態でカード決済
labol(ラボル)カード払い・INVOYカード払い・DGFT請求書カード払いの比較
請求書カード払いサービスは近年登場したサービスですが、既にいくつかの類似サービスも存在します。
利用検討の前に他社サービスとも比較を行っておきましょう。
項目 | ラボルカード払い | INVOYカード払い | DGFT請求書カード払い |
延長期間 | 最長60日 | 最長60日 | 最長60日 |
手数料 | 3~3.5% | 3% | 3% |
少額利用の手数料 | 記載なし | 10万円以下の場合:一律3,000円 | 1万円以下の場合:一律300円 |
対応カードブランド | VISA・MasterCard・JCB | VISA・MasterCard・JCB | VISA・MasterCard・JCB ダイナースクラブ |
対象 | フリーランス/個人事業主 | フリーランス/個人事業主/法人 | フリーランス/個人事業主/法人 |
運営会社 | 株式会社ラボル オリコカード | FINUX株式会社 | 株式会社デジタルガレージ |
labol(ラボル)カード払いのよくある質問
登録時に必要な情報は何ですか?
ご利用者様の情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス等)のご記載、ご本人確認書(免許証やマイナンバーカード等)のお写真のアップロードが必要となります。
請求書以外の支払いも先延ばしにできますか?
家賃や経費・オンラインショッピングの支払いなど、あらゆる銀行振込でのお支払いに利用できます。
土日・祝日でも入金されますか?
土日祝日も審査・入金が可能です。ただし追加審査が発生した場合は入金が遅れる場合があります。
支払い利用ができる金額はいくらからですか?
1万円から利用ができます。
手数料はいくらかかりますか?
Visa・Mastercard®は3%、JCBは3.5%の手数料が発生します。